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1月:クラリセージ

2月:サイプレス

3月:ネロリ

4月:グレープフルーツ

5月:ラベンダー

6月:ローズウッド

7月:カモミール

8月:オレンジ

9月:レモングラス

10月:イランイラン

11月:ユーカリ

12月:ジャスミン

クラリセージという名前は、「明るい」または「清浄な」を意味するラテン語の「クラルス」に由来しています。
これは、昔、このハーブのだす粘液が、目の洗浄に使われていたためと言われています。
こころとからだのバランスを取り戻してくれるのです。
サイプレスは丈の高い、円すい形をした木で、地中海地方で広く見られます。
ギリシャでは庭園や墓地などでおなじみの木で、キプロス島の名前は、このサイプレスから名づけられました。
サイプレスの針葉樹独特のスッキリとした香りは、古くから呼吸器系の病などにも用いられ、その精油は子供の百日ぜきを治す成分として利用されていました。
ネロリは、ビターオレンジの花から抽出される非常に貴重なオイルです。
ビクトリア朝時代には、これがオーデコロンの成分として用いられ、コルセットの紐をきつく締めて苦しくしていたレディー達に吸入剤として使用されたものです。
優雅な香りで、香水や化粧水の原料としてもよく使われる人気のオイルです。
グレープフルーツの精油は、その大部分がイスラエル、ブラジル、アメリカで精製されています。
グレープフルーツの精油の分泌腺は果皮の中に深く埋まっており、レモンやオレンジと比べて精油の抽出量は少な目です。
独特のその甘い香りには、懐かしさを憶える人も多いといいます。
ラベンダーはアロマテラピーで最も人気のあるオイルで、様々な用途に利用されています。
古くはローマ人がラベンダーの消毒作用を尊び、浴槽に入れて沐浴し、傷口を洗っていました。
英名の「ラベンダー」のもとになったラテン語「ラワーレLavare」には「洗う」という意味があります。
「ローズ」と名がついてはいても、いわゆるバラとは異なり、樹高数十メートルにも達する熱帯雨林の常緑樹の心材から抽出されるオイルです。
この植物はブラジルでは「ジャカランダ」と呼ばれ、親しまれています。
香水業界では非常に有名なオイルですが、ブラジル政府はこの木の絶滅を防ぐため、1本伐採したら1本新しい木を植樹することを蒸留業者に対し法律で義務付けています。
カモミールという名前は「地面のリンゴ」という意味のギリシャ語に由来していますが、これはカモミールがリンゴに似たフルーティな香りを発する花だからです(学名のnobilisは「高貴な花」を意味します)。
古代エジプトの僧侶達は、このカモミールがこころの病に対して真価を発揮することをすでに知っていました。
今日では、気分をリラックスさせるハーブティとして、また化粧品や香水の原料として、しばしば用いられています。
オレンジは中国とインドが原産で、17世紀頃ヨーロッパに導入されました。今日では、オレンジの木は地中海地方、南米、北米、イスラエルなどで多く見られます。
オレンジオイルはオレンジの果皮からとりますが、オレンジの花からは希少なネロリオイルが、オレンジの葉からはプチグレンオイルがとれます。
さわやかで、レモンに似た強い香りがするのが特徴です。
この精油は「インドバーベナ油」とか「インドメリッサ油」とかいう名前でも呼ばれており、古くから薬としても使われてきました。
また、この精油中の「シトラール」という成分は、化粧水や香水の成分としても価値の高いものです。
イランイランという言葉は、「花の中の花」という意味のマレー語「アランイラン」に由来しています。
イランイランの木は「香料の木」として有名で、そのオイルは古くから整髪料や香水などに用いられてきました。
 
インドネシアには、新婚のカップルが夜を過ごすベッドにイランイランの花をまき散らすという風習がありますが、これはイランイランの香りがムードを高めると考えられているからです。
コアラの主食として知られるユーカリは、オーストラリア原産の植物で、その樹高は数十メートルにも達します。
オーストラリアの原住民アボリジニは、この植物の葉を古くから薬として活用してきました。1788年以降はヨーロッパにも伝えられ、シドニーペパーミントの名で親しまれています。

ジャスミンのオイルの抽出は非常に難しく、少しのオイルをとるためにも膨大な量の花を必要とします。
「花の精油の王」と言われるジャスミンは、様々な国で、儀式、装飾、料理などに用いられてきました。
また、香水の原料としても古くから利用されており、それは今日に至るまでずっと変わっていません。